今日の夜は大宴会、だったのだろうか……
場所は中関村のカルフールと同じ場所にある回転寿司。たしか「元禄寿司」だったと思う。30人で大挙して訪れ、回転するユニットまるまる一つ分を貸し切り。さあ食うぞと思ってまず驚いたのがその値段だ。安い皿でも10元だから150円以上する。最も高い緑色の皿は25元、400円もするのだ。で、最高級緑皿で何か流れてきたかというと、サーモンの握りや刺身。ここでは生のサーモンが最高級なのだよ。
さらにもう一つの大問題。いつまでたっても皿が、物が、流れてこないのだ。人口密度というか、レーン上の皿密度でいうと、一皿/5メートル。いやほんと。中国人はこの状況で勝手にチャーハンやら丼ものやら麺類をオーダーしてそっちを食べている。なんなんだこれは。
聞いたところ、中国人は基本的に生魚は苦手。だから店側も回転寿司にもかかわらずメニューを配ってオーダーをとっているような状況なのだ。少々公式な飲み会だったので面子は集まったのだが、回転寿司だからといって遠慮はしない。普段は寿司なんか食べない多くの人たちは勝手にチャーハンやら丼ものやら麺類を食うのである。またそういうメニューをそろえていないと、中国の回転寿司屋は成立しないのだろう。
結局、マグロもイカもタコもその姿を現さず、私が食べたのはサーモン(最高級!)とアナゴ(火が通っているからこれはよく流れてきた)とイクラとあおやぎ?みたいなものだけだったよ。これはとほほだ。
レーンの貸し切りだったので、オーダーした日本酒の一升瓶(松竹梅)が立ったまま回っていたのは笑った。
今日食ったもの